防カビ・消臭・抗菌・撥水・・・消費者の皆様の困ったにお応えした商品開発をして来ました。環境や人に優しい成分で、カビも殺さずに封じ込めて増やさないという考え方。しかも、独自の密着技術で効果が長時間持続するのが特徴です。
送り込まれた凄いやつ【ウイルス増殖環境消滅】
おくりこみ【送り込み】
①自分の意思とは関係なく商品が入ってくる事
②現場の人間に負荷をかける事
例:送り込みの商品が売れ残り、店長が苛立つ
こんにちは、makotoです。
昨今の新型コロナウイルスの影響により、店の棚のあちらこちらが空っぽの状態です。
開店前からマスクに並び、今日も欠品の告知にうなだれる方。
自己注射にアルコール綿が必要なのに、買えないと愚痴をこぼす方。
咳が出るのにマスクをどこかに落としてしまったと、僕にたかる方。
あんなに穏やかだったお客さんはどこに行ってしまわれたのやら。
※すべて実話です
今日ふと空っぽの売り場を見ていると、ポツンと置いてある商品がありました。
何これ!?うさんくせぇ!!
除菌ブームだからって、何でも送り込んだら売れると思うなよ。
こんな感じで、会社への不満が爆発しました。
何でも否定から入るのは良くないですね。
目次
染めQとは
あ、でも染めQって聞いた事あるな。でも何だっけ。
そうそう、これです!
僕もDIYで棚を作ったときお世話になりました。
使用方法も簡単で、思った色に染まり大満足でした。
「ナノテク&密着技術で素材の奥まで塗料の粒子が浸透して強力に密着し、引っ張ってもねじっても塗装面は割れたり剥がれたりしない」
これがセールスポイント
確かに。染色後2年は経っていますが、剥がれはみられません。
表面を覆うだけの「塗る」とは違い、内面までしみこませる「染め」の技術はすごいです。
その技術をそめQ社員様のブログで見つけてしまいました。
見てください!
これが
こう!
ヤバいです!!!
抗菌技術への応用
興奮気味に書いてきたんですが、ナノレベルの技術を日常にも落とし込んでいるみたいです。
生活の中の「~を防ぐ、~から守る」をコンセプトに開発された日用雑貨品
株式会社染めQテクノロジィ 製品情報 より
そんな中、開発されたのが
いま爆発的に売れている「ウイルス増殖環境消滅」スプレーなんですね。
現在、公式通販サイトでは売切れです。
https://somayq-shop.com/product/383
効果も大学教授のお墨付きのようです!
説明すると長くなるので、リンク貼っておきます。
https://somayq.com/wp-content/uploads/2020/03/c6f265975ba172744bc8c8a55302e6d4.pdf
気になる成分
除菌に確かな効果が実証されていて、週1回で4週間以上も持続するのはすごいです!
でも、効果を謳うばかりで肝心な除菌成分については触れてないんですよね。
怪しい。
薬剤師は性格が悪いので、こういうのを見ると放っとけません。
有効成分を見て「ほーん」と言って悦に浸りたいんです。
そこでボトルの裏を見てみると
成分:水、アルコール、添着剤、抗菌剤、安定剤
「ほーん、、、分からん!」
よく使われるのは塩素系とか界面活性剤、銀やアルコール。
アルコールでも醸造用だったり、発酵してたりいろいろあるはず。
それに抗菌剤ってなに!!?
表記がざっくりしすぎ!
気になって仕事も手につかないから、もう直接聞くしかない。
コールセンターに電話してみました。
「もしもし、ウイルス増殖環境消滅の成分に書いてある抗菌剤について詳しく教えてください!」
「かしこまりました、少々お待ちください」保留
保留音までCMになっているメーカーは初めてです。
「お待たせいたしました、あいにく企業秘密となっております」
「!!?、分かりましたありがとうございます。」
と言うことで、分かりませんでした。
これはもしかしたら、抗菌薬の歴史が覆されるような、今までにない抗菌スペクトルや作用機序かもしれません。
一般人が知って悪用してしまったら危険だと、社内情報で留めておく。
なんて正義感の強い会社なんでしょう。
すみません、嫌味が過ぎました。
まとめ
成分について深掘りしようと、効果についての説明が疎かになってしまいました。
すみません。
しかし今や入手困難となった除菌スプレー。
シンプルに消毒用エタノールも良いと思います、しかし少々割高ではありますが、さらに改良された商品を使用してみてはいかがでしょうか?
除菌作用を追求する会社よりも、「染める」製品を作り続けてきた会社。
素材にナノレベルまで浸透させる技術と確かな除菌力。
これはもう、除菌スプレーに必要な要素の二刀流ではないでしょうか。
面白そうな製品、とても興味が湧いたので調べて見ました。
最後に、有名なこのサイトでは買えそうなので、まだ除菌スプレーをゲットできていない方は是非どうぞ!
※テロソンは旧社名です
お暇な方は、公式サイトになかなか面白いページがあったのでどうぞ。
お読み頂き、まことにありがとうございました。
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makoto